まず排盤の入力記録を残す
宅運の年と採用理由、元の角度、真北か磁北か、測定対象、二十四山の区分を記録します。玄関の向きが家全体の向きとは限りません。下卦・替星の選択と根拠も明記し、山界付近では山名だけでなく角度範囲と不確かさを残します。
位置と内容は別の軸
宮は位置を示します。運盤は元運の基礎数列、山盤・向盤は坐向規則から得る層で、年・月の星は別の時間層です。一宮に三数があれば凡例で順序を確認します。山星を左や上に置く表示があるため、文字の大きさだけでは識別できません。
一運の基礎盤で順序を確認する
原典の一運例では一を中宮に置き、乾二・兌三・艮四・離五・坎六・坤七・震八・巽九と順布します。一~九が一度ずつ現れるか確認できます。「順」は洛書の飛宮順で、外周を時計回りに巡る意味ではありません。図を回しても数字と方位の対応は保ちます。
一例から全坐向の規則を推測しない
山盤・向盤には元龍、陰陽、順逆の判定が加わり、替星には別の対応規則があります。基礎盤が合っていても他層の正しさは保証されません。入力・取星・順逆・落宮の順に比較し、吉に見える数字へ書き換えて追跡可能性を失わないようにします。
配置の正しさと断語の成立は別
原典には複数著者の注釈・修正・吉凶判断があり、本文と後注を区別する必要があります。配列は規則と照合できますが、財産・病気・災禍の断語はそれで成立しません。実際の間取りは構造、日照、通風、騒音、動線の現実資料で評価します。
参考資料・関連文献
以下の資料は、概念とその出典の確認に用いています。伝統的な用語の解説は、その予測効果が検証されていることを意味しません。
