誰の干支を使うのか
年貴人・月貴人・命貴人を読む際は、天干が現在の年・月・日から来るのか、本人の出生資料から来るのかを確かめます。「年」「命」の一字で計算全体が変わる場合があります。天乙貴人には陰貴人と陽貴人の区別もあり、結果を勝手に一つの方位へまとめられません。規則の正式名・入力干支・適用期間を残します。「貴」の一字だけでは再計算できず、現実に援助者が現れるという予測にもなりません。
徳という字が共通でも算法は共通でない
歳徳・天徳・月徳は別の項目です。『協紀辨方書』は歳徳を年家の起例で扱い、天徳・月徳には月ごとの説明と徳合などの派生名があります。入力が年干・月の順序・月支のどれか、出力が天干・地支・卦位のどれかを確認します。同じ徳の字があっても、月徳を歳徳と一緒に動かしたり、択日に使う天干を住宅の固定した部屋に当てはめたりはできません。
歳徳表で最小限の照合をする
巻三の歳徳表では、甲年の歳徳は甲、乙年は庚です。隣り合う年干だから位置も隣になるという直感は使えません。二組の入力と出力を並べると、表引きと時計回りの移動が別だと分かります。二つの盤を比べる場合は、同じ干支年・年境界・表示層を固定してこの項目だけを見ます。出生資料・月・坐向を同時に変えると、差の原因を特定できません。
禄馬の本位と移動後の位置を分ける
禄と馬にはそれぞれ起例があり、真禄・真馬・活禄馬には干支の組み合わせ、月、飛宮の手順が加わる場合があります。地支一つでは規則全体を表せず、収入や交通状況の数値でもありません。資料は元の入力・基本位置・追加の移動・最終表示に分け、出典がなければ未詳と記します。吉神同士に共通の加算係数はないため、文化的な読みでは層を保ち、財運や人生の総合点にはしません。
参考資料・関連文献
以下の資料は、概念とその出典の確認に用いています。伝統的な用語の解説は、その予測効果が検証されていることを意味しません。
