暦の入門伝統文化

十二建除:月建から日の名を配列する仕組み

紙上の円に沿って墨色の小石が並ぶイメージ 図解を拡大

紙上の円に沿って墨色の小石が並ぶイメージ

方位之间のオリジナル図解です。線は空間や規則の関係を示します。具体的な条件は本文をご覧ください。

寅月の例で建・除・満・平などの十二建除を確認し、日の名を一律の吉凶点数にしない読み方を学びます。

暦の建日・除日・破日は、月建と日支の関係から配列する名称です。作り方を知ると、表示で省略された条件も見えてきます。

十二の名前には決まった順序がある

一般的な順は建・除・満・平・定・執・破・危・成・収・開・閉です。『協紀辨方書』巻四は建除十二神を立て、同じ位置の異名も論じます。十二支も建除も十二項ですが、同じ表ではありません。地支は位置を示し、建除は月建との関係に重ねる日名です。寅を永久に建、申を永久に破とすると、必要な月の入力が失われます。

寅月の三つの位置を数えてみる

月建を寅とすると、寅日は建、卯日は除、辰日は満と進み、申日が破になります。寅・卯・辰・巳・午・未・申の七支を書き、建から破までの七名を順に合わせれば、吉凶の断語なしに照合できます。卯月に変われば建の起点も卯へ移り、同じ寅日でも寅月のラベルは使えません。これは対応関係の例であり、実際の用事の日を勧めるものではありません。

実際の日付には暦の換算も必要

この表を西暦の日付に当てるには、正確な日干支と月建の境界が必要です。節気で月を変える方式と旧暦一日に配列を戻す方式を混ぜず、節入り付近は地域の時刻基準も示します。建除は月から独立して永遠に繰り返す十二日盤ではなく、月替わりに起点を再確認します。暦同士が違うときは、建や除の一字を論じる前に、日付・月支・月境界の約束を比べます。

名称だけで用途や現実条件は決まらない

開・成を何事にも良い日、破・危を全活動が危険な日と読むのはよくある誤解です。伝統の択日文献でも用事の種類・他の項目・取捨規則を合わせており、一字で統一点数は出せません。算出した日名と原書の条目を並べ、名称・解釈・行動助言を分けて読みます。引越し・工事・催しでは、人員・天候・会場・契約条件を優先して確認します。歴史的な日名は結果を保証しません。

参考資料・関連文献

以下の資料は、概念とその出典の確認に用いています。伝統的な用語の解説は、その予測効果が検証されていることを意味しません。